スウェーデンでのワーホリ・宿泊、居住先について
ワーキングホリデービザでスウェーデンに到着し、最初に考えなければならないことは、安全な宿泊先を探して確保することが最重要課題になります。外国人がワーホリビザでスウェーデンに入国できても、居住許可証カードを受け取るまではあなたの存在はスウェーデンでは“登録されていない人”という立場です。すぐに良い条件で、安全で快適に長期滞在ができる賃貸ルームの部屋を見つけて契約をすることはかなり困難かもしれないと認識しておく方がよいかもしれません。以下がその注意点です。
ホテルは意外とたくさんありますが安価ではありません。日本のウィークリーマンションのようなものもありません。都市部でアパートや家を貸し出しているほとんどのケースは、大家さん自身が何らかの理由で居住していない間だけの“又貸し”となります。日本と比べてもその賃貸料は高額で、やはり貸し出す方も相手を選びます。特に大都市部では、スウェーデン人にとっても条件の良い物件を探し出して契約をすることは簡単なことではありません。
確かに、日本から到着後の最初の数泊はホテルを予約をしておいて、スウェーデンに来てからFacebookやAirbnbやBlocket などで探すことも可能かもしれません。ただし、それには考慮をしなければならない点がたくさんあります。それぞれの大家さんにアポイントを取り、部屋を見せてもらう段階に至るまでかなり労力が要り、すべて前払いです。とてもラッキーな場合は最初の家で良い大家さんと巡り会えるかもしれませんが、“間借り”で下宿をする場合は、あなたの性別に関係なく、大家さん家族と良い関係を続けられるかどうかもわかりません。
ソーシャルネットワークで探した相手と部屋の賃貸を巡り振込詐欺も起きています。良い条件で見つけられた!と思っていたら、少し経ってから問題が起きてきてしまったり、危ない目に合ったという話もあります。今時のスウェーデンでは、大家さんも実は外国からの移民ということもかなり多いケースでしょう。慣れない外国へ一人で来て、状況も言葉もよく解らずに住居のことで問題が起きると本当に困り、せっかくのワーホリが台無しになります。
日本でネットで調べていて、仮にメッセージのやりとりができたとしても、治安や相手のこともよく解らないと思います。値段の安さなどで選ぶと、交通の不便さのために移動時間や費用もかかり、限られた時間を無駄に使うことになります。
どこの街にどのように住みたいのかにもよりますが、スウェーデン語学校へ通ったり公共交通機関を使って出歩く日々を過ごす予定なら、ストックホルムや大きな街の場合は以下のことを知っておくと良いかもしれません。
- 住む場所は、できれば地下鉄か電車の駅から徒歩圏内の方が良いです。バスの路線も地図上で見るとかなり良く網羅されていますが、一軒家の地域では一番近いバス停まで徒歩で数十分もかかったり、場所によっては日中や夕方以降、また週末などはバスの本数が非常に限られる所もあります。この点は特に注意をした方がよく、買い物にも不自由をします。
- 冬季中の滞在を予定をしているなら、バスしかない地域では雪が降ると道路が除雪されるまでバス路線は不通になり、移動が困難になります。
- 街の中心部ではレストラン等が多くあり便利ですが、部屋代もスーパーも高めです。少しでも郊外へ行くと、若干ですが物価は安くなる傾向はあります。
- 通常は、部屋の間貸しでもベットや机、棚など必要な家具は部屋についており、台所の調理設備や用具、トイレとシャワー、洗濯機(もしくはアパートの共同洗濯場にアクセスできる)、暖房設備も含まれます。
- 電気、水道代、インターネットWi-Fiが家賃に含まれているか確認しましょう。
- 自分の部屋のドアは施錠ができるのか、合鍵の存在とその持ち主も確認をした方がよいです。
ワーキングホリデーで賃貸部屋を見つける方法:
- Facebook:行先の街によって異なりますが、住居の広告が掲載されているグループを見つけてみてください。
- Blocket:スウェーデンで定評のある売買ほか取引サイトです。
- 空室があれば私たちの家具付きの部屋を賃貸することも可能です。渡航前にこちらを選んでいただくことは確実にストレスフリーの選択です。外国が初めての方にも安全と快適さ、様々なガイドも日本語で提供することを保証いたします。
- お部屋の詳細については<<こちら>>をクリックしてご覧ください。
- 質問その他は<<お問い合わせ>>へ、お部屋をご予約の場合は<<こちら>>をクリックしてください。
こちらのお部屋はアパートの一室、間貸しです。場所は地下鉄駅に徒歩数分で、買い物にもかなり便利な所です。部屋は必要な家具類一式付、お客様のニーズにも対応しています。電気、水道、高速インターネットWiFi、充分な暖房も含まれています。共用キッチンには必要な調理設備のほか、炊飯器やホットプレートなど、日本人が使う大抵の器具もあります。アパートには最新のランドリールーム、共用ですがトイレと風呂にはスウェーデンの家にはほとんどついていない“浴槽”もあります。可能な限り、特に日本の方には快適には滞在していただけるよう心がけております。